センター試験のトラブル。
先週末行われたセンター試験で、過去最大のトラブルが発生しています。
複雑な受験、説明は大学任せ…センター試験混乱 (読売新聞) – Yahoo!ニュース
「センター試験トラブル 運営側の対応“予習”足りず」:イザ!
おでんは、大学に勤めてます。
去年、大学入試センターから、入試の変更通達が来てました。
今回問題なっている社会と理科の受験方法が変わると言うものでした。
社会は、地理歴史と公民があり、地理歴史は「世界史A」「世界史B」
「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」、公民は「現代社会」「倫理」
「政治・経済」「倫理、政治・経済」と別れてます。
受験生は、上記の科目から1科目もしくは2科目を選べます。
ただし、地理歴史から2科目、公民から2科目の選択は出来ません。
理科も6科目から1科目もしくは2科目選ぶようになってます。
で、なぜ社会だけ問題が多発したのか。
それは、問題冊子と受験会場と受験方法に問題があったからだと思います。
社会の試験会場は、一つの教室で1科目受験者、2科目受験者が同じ。
それと問題冊子が地理歴史と公民の2種類。
試験はまず、2科目受験者が試験を開始します。地理歴史、公民のどちらを
先にするかは、受験生の判断です。
1時間で最初の科目の試験終了。10分間で回答回収。その間、休憩なし。
また、試験終盤になると1科目受験者が教室に入ります。
で、2科目受験者の2科目目と1科目受験者の試験が開始。
といった流れになってます。
理科も試験の流れは同じですが、問題冊子が1つだったので、問題冊子の配布ミスが
なかったと思います。
科目別、2科目受験、1科目受験で教室を分けた方が良かったのではないかと
思います。
別の説明会会場で、私と同じ意見を言った人がいたようですが、、、
また、試験会場のリハーサル等の準備不足もあったと思います。
去年の携帯によるカンニング事件で、試験開始前の説明が予想以上に時間がかかった
との話しも聞きます。
今年の試験の問題点を詳細に洗い出し、来年以降に活かして欲しいです。
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タグ:センター試験, センター試験トラブル, 公民, 受験, 地理歴史