チキータって知ってます?

チキータ。

卓球の世界トップクラスの中国勢が多用する変化の鋭いバックハンドレシーブのことを

言います。

秒速110回転ほどでそれほどスピードはないのですが、鋭く曲がる球筋から、バナナの

ブランド名にちなみ「チキータ」と呼ばれるようになりました。

これがなかなかやっかいなレシーブなんですよ。

チキータは20年ほど前、旧ソ連や東欧の選手が使い始めたらしいです。

進行方向に回転軸があり、ドリルのように回るジャイロ回転が特徴です。

北京五輪後から、中国勢がこのジャイロ回転をさらに改良して多様な変化を実現し、

武器にするようになりました。

チキータでジャイロ回転の他に、上回転、横回転、無回転のボールを同じフォームで

繰り出してくるんです。

サーブを出すとき、相手のフォアーの強打を避けるため、バックに短いサーブを出すって

のが主流でしたが、チキータをされるのが嫌でフォアーに短いサーブ出す選手が増えてる

ようです。でも、そのフォアーサーブに対しても移動してチキータで返してるんでよ。

 

前回の世界卓球選手権、個人で優勝した中国の張継科選手は、このチキータの名手です。

また、世界ランク4位の日本を上回るドイツのボル選手や韓国の強豪も使いこなし、

ここ数年、日本勢はチキータの脅威にさらされ続けてます。

日本選手では、五輪代表の丹羽孝希選手が使ってます。丹羽選手以外は、使えない訳では

ないのですが、世界レベルではないようで、国内でチキータ対策が難しいって問題が

ありました。

でも、最近、チキータの変化を再現するマシーンが開発されたそうです。

従来のマシンでは2つだった回転ローラーを3つに増やし、最大で秒速200回転の

ピンポン球を繰り出す。

卓球日本代表の分析班が収集したデータや実際に対戦した選手の声をもとに、速度や回転を

調節することで、海外の強豪の打球とほぼ同質のボールの再現を可能にしたスーパー卓球

マシン!!!

「本当はロンドン五輪が終わるまで明かしたくなかったくらい」。関係者がこうもったい

ぶる配球マシンが、日本の“秘密兵器”だそうです。

一定の間隔で球を出すのではなく、リモコン操作で、サーブに合わせてレシーブ返球の

ボールを出せるのも特徴。

うーむ、凄かですね!!

このマシンで、チキータ対策をしっかり行い、中国、ドイツ、韓国の選手を撃破し、メダル

を獲得して欲しかです!!

頑張れ、卓球日本代表!応援してます。

 

 

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