”Baidu IME” ”Simeji”が変換文字列を無断でサーバーに送信していた
バイドゥが無料提供している「Baidu IME」(Windows用日本語入力システム)と
「Simeji」(Android向け日本語入力システム)が、クラウド上のサーバーと連携
して変換を行う「クラウド入力」をオフにしてても、入力情報をサーバーに送信して
いることが判明!!(2013年12月26日)。
「Baidu IME」「Simeji」が変換文字列を無断で送信、NISCが省庁に注意喚起 -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20131226_629165.html
NetAgent Official Blog : 入力情報を送信するIME
http://www.netagent-blog.jp/archives/51969764.html
情報を送信しているのは全角入力の場合のみで、半角入力のみの場合は送信され
ないようです。
内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)では、機密性のある文書を作成する
場合には、日本語入力システムで外部のサーバーに情報を送信する機能をオフに
するか、オフにできない場合は使用しないことを呼び掛けている。
いや~、怖いですね。
Baiduは中国の企業ってこともあってかどうかわかりませんが、NISCが省庁に
注意喚起したのかと。
Android版では、”Google日本語入力”などのIMEを端末にインストールする時、
「アプリにパスワードやクレジットカードの収集を許可することになる」という
警告文が表示されます。
これは、Googleによると、これはIMEに対し注意を促すために搭載している
Android OSの機能だそうです。
で、Google日本語入力を使って入力された文字などが外部に送信されることはない
としているそうです。
AndroidはIMEインストール時に“警告”表示で注意喚起 Google日本語入力は「入力情報の送信はしていない」 – ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1312/26/news108.html
おでんもスマホに”Google日本語入力”をインストールした時、上記のメッセージが
出ました。
え!Googleも入力情報を収集するのって思いましたが、スマホではあまり日本語を
入力することはないから良いかって思い、インストールしました。
”Google日本語入力”は入力情報を送信してないって知って、ほっとしています。
【IMEをインストールする時に出るメッセージ】
「この入力方法を選択すると、すべての入力内容の収集をアプリ(アプリ名)に許可することになります。これにはパスワードやクレジットカード番号など個人情報も含まれます。この入力方法を使用しますか?」
バイドゥによると
1.ユーザーが入力した情報は、原則としてサービス利用規約の中のプライバシーポリシーに沿って取り扱われる。
2.ユーザーの入力情報をバイドゥのサーバーに送る場合は、ログ情報の送信に事前に許諾を求めており、許諾を得られないユーザーについてはログ情報の取得を行っていないとしている。
3.クレジットカード番号やパスワードなどの信用情報、または住所や電話番号などの個人情報についてはログ情報として収集しない仕様で、Baidu IMEおよびSimejiに関するサーバー機器およびデータは日本国内のみで管理している。
だそうです。
”Simeji”は、入力内容を送信していた“バグ”があったようで、修正版が公開されています。
バイドゥ、IMEの情報送信について見解、「Simeji」には実装バグがあったと説明 -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20131226_629229.html
バイドゥ「Simeji」新バージョン公開、入力内容を送信していた“バグ”を修正 -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20131227_629351.html
IMEは変換精度を上げるために、ユーザの入力情報を収集したいってのがあります。
ただ、それはユーザにとっては迷惑な行為です。
で、今回のような問題に発展します。
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