「Firefox v53.0」が公開されました!
「Firefox v53.0」が公開されました!
本バージョンは、次世代ブラウザーエンジンの
開発プロジェクト“Project Quantum”で得られ
た成果を初めて導入しました。
Windows版で“Quantum Compositor”が有効化
され、レンダリングの速度と安定性が向上した
そうです。
記事によると“コンポジター(Compositor)”
は、ブラウザーで処理されるさまざまな
グラフィックスレイヤーを1つのイメージへと
合成するそうです。
で、新しい“Quantum Compositor”では、
この部分が「Firefox」のメインプロセスから
分離され、別のプロセスで動作するように
なっているとのこと。
これにより、コンポジターがクラッシュしても
「Firefox」や他のタブには影響が及ばなく
なり、安定性が向上します。
また、CPUではなくGPUで合成処理が行われる
ようになるため、レンダリングパフォーマンス
向上も期待できるとのこと。
Mozillaによると、“Quantum Compositor”の
導入でブラウザーのクラッシュが約10%削減
されるとのこと。
お~、これはいいですね!
Intel、NVIDIA、AMDのグラフィックスカードを
搭載するWindows環境がサポートされており、
「Firefox」ユーザーの約70%がカバーされて
いると言います。
さらに機能面では、明暗2つの“コンパクト”な
テーマが追加されました。
これは「Firefox Developer Edition」
(旧「Firefox Aurora」、「Firefox 54」を
最後に廃止)のテーマをベースにしたもので、
“アドオンマネージャー”(about:addons)画面の
[テーマ]タブなどから有効化可能。
ユーザーインターフェイスのサイズを削減して、
コンテンツエリアをより大きくとることができ
ます。
プライベートブラウジングでも軽量テーマが
適用されるようになりました。
また、閲覧ページの安全性や許可されている権限を
チェックできる“コントロールセンター”のデザイン
が改善されました。
許可したプライバシー設定をシンプルに一覧できる
ようになったほか、[×]ボタンを押すだけで簡単
に許可を取り消せるようになった。
カメラやマイクなどのデバイスが一時的に許可され
ていると、アイコンが赤く明滅して知らせてくれる
ようです。
また、通知ポップアップも改善されており、許可と
不許可を見分けやすいデザインになった。
そのほかにも、リーダーモードにページの予想読了
時間を追加。
音声・動画コントロールのデザインが刷新された。
新たに開かれたページにメディアが含まれていた
場合、そのタブがアクティブになるまで再生が
保留されるようになったのもパフォーマンス改善に
つながるかと。
さらに、Windows版のスタブインストーラーでは、
[オプション]画面で32bit版と64bit版が選択できる
ようになっています。
なお、本バージョンではWindows XP/Vistaと
32bit版Macのサポートが打ち切られました。
延長サポート版「Firefox ESR」へ移行すれば、
あと1年セキュリティ更新の提供が継続されます。
また、Linux版では“Pentium 4”や“AMD Opteron”
以前の古いプロセッサーのサポートが終了してい
ます。
注意が必要ですね。
本バージョンでは39件の脆弱性が修正されて
います。
深刻度の内訳はMozillaの基準で4段階中最も高い
“最高”が8件、2番目に高い“高”が20件、3番目に
高い“中”が7件、最低の“低”が4件となってい
ます。
詳細は、窓の杜で確認してください。
↓↓↓↓↓
「Firefox 53」が安定版に ~Project Quantumの成果を初導入、コンパクトテーマを追加 – 窓の杜
http://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1055998.html
色々機能追加されてますね~~。
脆弱性の修正も結構されているので、早急にアップ
デートした方が良いですね。
おでんは、早速アップデートしました。
— PR —
タグ:32bit版, 64bit版, Firefox, Mozilla, Project Quantum, Quantum Compositor, v53.0, アップデート, サポート中止, スタブインストーラー, テーマ, レンダリング, 次世代ブラウザーエンジン, 脆弱性